Ａ１　帰化申請は、管轄法務局において申請します。

　　　　管轄法務局とは、帰化申請者の住所地を管轄する帰化事務（国籍事務）を

　　　　取り扱う法務局です。すべての法務局が国籍事務を扱っているわけではあ

　　　　りませんのでご注意下さい。

　　　　　〒102-8225

　　　　　東京都千代田区九段南１－１－１５

　　　　　九段第２合同庁舎

　　　　　〒183-0052

　　　　　東京都府中市新町２丁目４４番地

　　　　　〒192-0364

　　　　　東京都八王子市南大沢2丁目27番地 フレスコ南大沢10・11階

　　　　　〒197-0004

　　　　　東京都福生市南田園3丁目61番地3

　Ａ２　明快な定義はありませんが、法務局の方は、申請を受理することを「受付」

　　　　と言っています。したがって、「受付の予約」とは、「申請の予約」といっ

　　　　た意味です。

　Ａ３　できる場合があります。数人の親族が同時に申請するときには、管轄法務局

　　　　を異にする場合であっても、申請者の利便と申請の迅速な処理とを勘案して

　　　　相当と認められるときには、受付してもらえます。

　　　　この場合、親族の申請は、管轄法務局を経由して申請されたものとみなされ

　　　　ます。

　Ａ４　できません。かならずご本人が法務局に出向いて行います。

　Ａ５　記載に不備があるときには、その場で補正することができます。

　Ａ５　できるものとされています。しかし、帰化の相談時に、申請時に帰化の

　　　　条件を充たしていない方に対しては、帰化の条件を備えるときを待って、

　　　　条件を備えた後に申請することが助言されます。その助言に反してまで

　　　　帰化申請をしても、不許可になる可能性が高いでしょう。

　Ａ７　かつてはこれがネックとなり、帰化申請を断念された特別永住者の方が

　　　　多くいたと聞いています。最近は、かなり配慮されるようになっていま

　　　　すが、それでも、帰化申請の受付時に、担当者から、「外国人であるこ

　　　　とが他人に知られることがある」旨の説明を受けます。

　Ｑ８　帰化申請後に、帰化申請書類の記載内容に変更が生じた場合、または

　　　　追加すべき事項が生じた場合には、速やかに受付した法務局に報告する

　　　　必要があります。

　Ａ９　わりと良くあります。相談時の担当者と、申請の担当者とで、必要と考える

　　　　書類が異なる場合があります。当然、審査の過程で必要と判断された書類に

　　　　ついては、提出する必要があります。

　Ａ１０　帰化申請が受け付けられると、帰化許可申請書に、受付印が押印され、

　　　　　受付番号が記載されます。その後、帰化事件受付簿に記載され、さらに

　　　　　コンピュータシステムに登録されます。

　Ａ１１　ケースバイケースですが、帰化後に同じ戸籍に入る場合には、その方達は

　　　　　同一の受付番号が付されます。

　Ａ１２　調査が完了すると、霞ヶ関の法務省（本省）に進達がなされます。

　　　　　数人の親族が同時に帰化申請した場合には、原則として全員分が一件書類

　　　　　として扱われます。

　Ａ１３　法務局（地方法務局）長から、法務省民事局長あてに進達されます。

　Ａ１４　東京、神奈川、埼玉、千葉にお住まいの方は、迷わずアルファサポート

　　　　　行政書士事務所にご依頼下さい。